ALS(筋萎縮性側索硬化症)の方のお家の訪問。特段、何をするとかありません。介護していらしゃる奥さんの話を聞きます。以前のケアマネが男性だったので、こういう日常の愚痴のような話はできなかった。話を聞いてくれるだけでいいと言って下さいます。自分は、お安い御用です・・・。ケアマネジャーの仕事、こういうことです。分かってもらえるという事が一番大事。ただ聞くのみでOkの仕事ですが、他の人は、これがなかなか難しいようです。

以前お付き合いしていたALSの方が、自分たちは難病ということで、補助もあるけれど、腰が痛くても、頭痛くても、その人にとっては難病といっておられました。そうですよね、辛い、苦しいことがあれば、難病です。少しでも、お手伝いできたらと考えます。

奥さん話しで、友人が転移性の癌で、その方から「どうせしなければいけない事(介護のひとつひとつ)怒りながらしても、笑顔でしても一緒、どうせしなければいけない事でしょ!」と話された事、教えていただきました。絶対にしなければいけない事、嫌な顔してするか、いい顔してするか、そうですね。空間に嫌さを撒き散らしている自分です。心からの笑顔で仕事、日常生活する。

奥さんは病気の友人が言う話は説得力があると言います。本当に威力のある言葉です。実践します。こうやって、教えて頂く事が山のようにあります。我が仕事、いい仕事。