病院へ、お客さんで右足を切断した方の所へ、介護の認定調査に伺いました。これから、リハビリがはじまり、義足をつけ歩けるようになることが最終目的です。予定は半年くらいです。

その方が、時々、無い方の足ことがあるように感じると言います。ついと「無いほうの、右足首回してみて。」とお願いしたら、本人さんは、回した・・・と言いました。へえ・・・目には見えないし、実物もないのに、その方は、あると感じているのです。不思議です。ない身体はないのですが、ない物が、あるという、禅問答のような・・・。

身体の一部が無くなること、考えた事はありません。五体不満足という言葉を言った、乙武さんは、生まれた時からでした。中途でそういう状態になったら自分はどうなのであろうかと・・・。世の中の、実は見えない、実態のないことがたくさんあるかもしれません。愛・心・精神・いのち どれも見えません。見えないエネルギーが力です。見えないパワーのエネルギーが新しい生き方。