脳出血で入院中の方の、退院前の家屋調査に同行しました。本人さんと奥さん、病院の理学療法士2名、作業療法士、福祉用具レンタルの人、同居の妹とさん自分、合計8人が家の中行ったり来たり、導線や日常動作を考え、手すりや立ち上がりバーの位置を考えます。3階建ての家で、暮らすのは2階となりました。階段は見守り介助が必要です。背もたれのない椅子に座っていた時に転倒してしまいました。本人さんは少し体を直そうとしたとこのこと・・・大事故にはなりませんでした。

大きな事故の前に、小さい失敗をすることも必要と聞いたことがあります。病棟で看護師をしてた時、胃の全的手術後のダンピング症候群は入院中に起こったほうがいいと先輩に聞いていました。入院中に経験すると、対処の方法を取得でき退院後注意できると聞き成程です。失敗から学ぶという意味を知ります。糖尿病の人にも同じことで病院で高血糖や低血糖も経験して命の危機を回避します。

できる、できるという動きのほうが失敗が大きいです。慎重に生活している方のほうが怪我や事故が少ないですね。特に麻痺や、障害がある人はそうです。体で得た経験は役立ちますが、全てではないです、忘れる人もいます(笑)。自分も同じことの繰り返ししたくはないです。学習が身につくよう生きていきます。