日曜日に、いだきしん氏の「死について」の講座がありました。人間は死んで終わりでないという深いお話しです。ですので、生き方の話です。タイムリーに、次の日、初任者研修で、終末期の介護の講義です。いつも、伝えることは、死生観を持ちましょう・・・と、多死の時代に医療職だけでは対応できません。ヘルパーさんの力がいるんです。死にゆく人の側に立ちケアすることについて話します。究極のケアですね。

何人もの亡くなっていった方の事例があり、亡くなった方たちの魂を感じます。教科書に終末期の痛みの項目に、・身体的痛み・精神的痛み・社会的痛み・魂の痛み(スピリチュアルな痛み)と書いてあります。魂の話をします。生まれた意味、生きている意味・・・本音の表現、現場でのこと、学び伝えます。

小さい頃家で祖父が亡くなり、私は生まれ変わりといわれ、弟が生まれたときは祖母が亡くなり、二番目の弟の時は飼っていた豚が死んだ(笑)といつも言われていました。見えない何かのようです。ですので、死はいつも近くにありました。田舎の葬儀では棺桶に折りたたまれ土葬していました。死ぬことは怖いとかはありませんが、死んでも終わらないとお聞きすると、今を真っ当に生きることそれに尽きます。