状況が変わらなくても、人は変わることを体験します。親子で要介護状態の家があります。少し前は、生きていてもしかたがないと母親は言ってましたが、今はよく2人で大笑いです。昨日は、どちらも、歩くことが不自由で、手をつないで歩こうかと言ってました。息子は嫌じゃと大笑いです。2人とも一人での外出はできません。86歳の母と67歳の息子です。いつも、訪問すると大歓迎うけます。苦労の多い人生でしたが、人の気持ち優先の方で、こうゆう人に支えられているのですね。だから、ヘルパーも優しく成長しました。ありがたいです。

実家は大分です。昨日も地震があったようです、佐伯という宮崎よりの海辺で、関東に住む弟が墓参りに連休を利用して帰省するようです。高速道路が近くまで伸びていますが、高速が閉鎖で使えないようです。無事に行ってくること、また、大分の人も喜ぶことでしょう。妙に周囲受けがいいのです。私とちがって、付き合いがいいというか、人を大事にするというか・・・

子が「母親の兄弟仲いいね。」と言ったことがありました。仲がいいのではなく、お互いに干渉し合わないから・・・いえ、これはやはり子供の頃の体験でしたね。つい最近分かったことは、兄弟同じ体験を覚えていたのです。日常の些細な体験です。段々畑で、お日様がさんさんと降り注ぐ中、お芋さんを母親と兄弟3人で楽しく笑いながら食べている光景です。なんとも言えないしあわせを身体一ぱいで感じていました。私一人の体験と思っていたのですが、同じに兄弟も感じていました。原体験として、身体にあります。「愛」と感じますね。みなさんはありますか?