お客さんの息子さんから、大阪ガスから、ガスの付っけぱなしと連絡をもらい慌てて帰宅したら、ガス付けたまま、母親が血を出して倒れていたと。まあ、鼻血で、たいしたことはなかったようです。しかし、このガスつけっぱなしが、大問題です。何回かあったようで、おまけに、本人さんはタバコを吸うのです。タバコの火の焼け跡が床に沢山あります。そして、住まいは集合住宅です。息子は施設へと叫んでいました。

本人の妹2人と、息子と、本人とで話し合い。タバコは唯一の楽しみ・・・当然止める話です。本人さんはちゃんとやっていると言うのです。もうしませんという話は1万回したと、あきれ顔の息子さん・・・やはり。火事になったら大変です。取り返しがつきません。お客さんは開き直って、息子さんにはよ死んだらいいと思っているやろと暴言です。

さあ、ケアマネの私。お客さんの気持ちも汲みます。○○さんはきちんとやっているつもりでも、抜けてしまう。やろうとしているけれど、年には勝てないと話します。火は危ない事伝えます。提案は、タバコを全面的に取り上げるのではなく、人がいる時に吸っていただこう、息子はタバコ嫌いなのは分かっていますので、妹さんが家に来た時、ヘルパーが夕方毎日入っているのでその時に吸っていただこう。タバコの置く場所も決めます。ガスは遠隔操作で息子留守の時、携帯電話で停止をするそうです。

お客さんはしぶしぶです、周りは一安心。精神障害を持った娘さんが施設にいます。その子を残して死ねないといいます。その子の為にもお母さんは生きていてほしいと周囲も望んでいるのです。