言霊(ことだま)といい、言葉の中に魂が宿ります。言葉はいのちです。言っている言葉がそのままの状態となる事をたくさん経験しています。昨日、スタッフに「高齢者のケアをしている会社です。会社の趣旨とずれている。自分たちは、目上の人として接している、敬語使いなさい」と怒鳴っていました。あれでは、友達以下です。本当に、こういう会話を家族の人がお聞きしたら、卒倒ですね、私が自分の親なら、このような会社とは付き合いやめます。

態度が偉そうです。本人はそう感じてはいないでしょうが、あきらきにしてやってる言葉です。我々は、お金頂いてやる仕事で、お金頂いている事の自覚を持つことが大事です。確かに、認知症があり、徘徊し、スタッフはよくサポートしています。しかし、これがごちゃごちゃになっています。目上の方と話す、言葉、そこまで丁寧にしなくてもいいのに・・・というスタッフもいます。生きる姿勢なのでしょうが、会社ですので、働いている時間は社の方針です。

言葉が美しいと、身が正され、自然とふるまいも良くなります。○○さまという取ってつけたような、言葉でさえ、○○さまと言うとその後の言葉が違ってくると聞いたことがあります。様と呼んだ後に出る言葉です。高齢の方は、この激動の時代苦労しているはずです。少しでも、苦労が報われるような老後を送ってほしいです。高齢であるという事だけで、尊い!それが、わが社の務めです。