通勤状態の東京です。昨日は三鷹公会堂にて「死について」という講座があり、参加叶いました。衝撃の質問は自死は悪いことなの?と問われたときに、自分はっとしました。自殺は悪いことという自分の決めつけた考えがありました。日本に切腹という忠義の精神、そして死刑制度もあります。そう考えると文化なのです。イエスキリストも結局は自ら十字架にかけられ自決したようなものだともお話しありました。パッション!

仕事や身内の死から多くの死を体験させていただいています。死を考えることは生きることを考えます。時間とのお話もありました。死にて時間が止まる。改めてそうだ!です。ハイデガーの哲学「存在と時間」哲学者は時間が伸び縮みすると、時間は平等ではありません。

高齢者をケアする私たちはこの時間、伸びていけるよう、寿命が伸びるケアが在宅介護だと考えます。それはいい介護を受ける瞬間、瞬間、人としての交流です。人と交流できてなんぼの世界です。おりしも、ある利用者さん末期状態ですが、数週間水分だけで過ごしている方がいます。時間が伸び始めているようです。家族の気持ちに沿ったケアの提供をしつつ、後ろには私たちがいるよという強いバックボーンがあるからです。ここは強いです。最強と自負しています。