何を我慢しているのか?人と合わせる事や、常識といういう枠に我慢して生きてきています。思い出しましたが、幼い頃、母親の口癖は今やることでなく「もう少し○○になったら買ってあげる。家が新築になったら・・・」と今は我慢の時というのが口癖でした。戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」という言葉もよく聞きました。我慢、辛抱することが美徳の日本人です。

言った人は自分も我慢をしいられたので、人にも我慢を強要します。成程とよく分かる日々です。高校の時は女子寮に入り、説教という時間が1~2時間ありました。正座をして先輩の説教を受けました。笑い話ですが、運動部の寮で全国大会に出るような陸上、水泳、体操部ですから、厳しいでした。我慢、我慢、我慢でしたね。

折しも、お客さんで仮面夫婦を演じていた方が家出するという大騒動が起こり、我慢の限界を見ます。利用者さんにも家族は我慢を強いりました。もちろんその利用者さんのケアマネはずされました。利用者さんは私と会う事を喜んでいましたが、家族からの連絡はなく、入居先の施設からそれも、人を通してお断りです。これにはいささかむかっときました。道理を通せよ、という感じです。悪い事だと分かっているので動きがこうなります。正々堂々と生きて生きたいものです。

昨年、流行った流行語「今でしょ!」これです。我慢は身体に良くないです。先送りは若い人に付けを残すだけです。今やらなくていつやるの?余分な力を残すとろくなことはありません。力は出し切ると、またそれより大きな力が出てきます。人間の摂理です。そうやって人類は伸びてきました。今、今、今・・・