午前中は、大阪市内に村人(ケアビレッジかんのんの入居者)の葬儀に参席しました。葬儀は自分の時間が許す限り行く事にしています。ご本人との別れと言うより、その家族さんとの関りのような気がしていました。本当に93歳の家族葬、いつも来て下さる息子さんに感謝を伝えることができました。ご縁を感じる話と、大きな褥瘡が治ったこと、息子さんからはバルンカテーテルも取れた話があり、入居の時は取れないと言われた尿の管(バルンカテーテ)も取れたのです。生命力の強さは波ではありません。病院でも呼吸が止まっても心電図は動いていたと聞きました。生きる力の強い人でした。

そうだオロナミンCを持って行こうといつも、部屋に多量にあった事を思い出しお持ちしたら、葬儀スタッフの人がプラのコップに移し替えてくれて棺に入れてくれました。ナイスな計らいです。飾っているお花全部納棺し、お花畑です。最近見た、樹木希林さんの写真「死ぬ時くらい好きにさせて」そのものでした。凛々しい顔でしたね。

午後からはボーイスカウト豊中18団の年に一度の育成会総会に久しぶり出ました。知らない保護者さんばかりで、60人のスカウトがいることにまず驚きました。少子化の時代にです。子ども達は楽しいと言っているようです。それが一番です。総会後の茶話会で若いお母さんと話し、皆さん無給ですか?と言う質問があり、会計監査としても確認したお金の流れで、一銭ももらっていない皆さんボランテアです。というと感心されていました。私自身も子どもが世話になったので、今もこうして参加させて頂いています。子どもにとって、無償で自分達に関わってくれている大人がいることは分からなくてもとても大事です。と力説していたのです(笑)

帰りにつくづく、人に感謝を伝えられることは喜びであると心底感じました。人との出会いがあり、そこで関係が生まれ、いいこともそうでないことも人間としては成長させていただき、それを感謝として表現できる人生はありがたいです。小雨の中、素敵な日曜日でした。