午前中、とある施設に104歳女性の方の介護保険認定調査に伺いました。とても綺麗なお顔をしていました。同席した娘さんのお母さんの自慢話を聞きます。家族も自慢のおばあ様ですよね。今年の1月の104歳のお誕生日に孫たちからのプレゼントの新緑色のセーターを着ていました。美しい顔だちにピッタリでした。以前、ここの施設にはご利用者さんが2人入居していて毎月1回は通っていたところですので勝手知ったる所です。

まずは仰天したのは、来訪者にはスタッフが立ち止まり挨拶を奨励していることは知っていましたが、「こんにちは、ゆっくりお過ごし下さい。」というマニュアルの挨拶に、仕事できているのにゆくりできるか・・・思わず心で笑いました。何か突っ込み入れたかったのですが、スタッフが困るだろうと止めました。他のスタッフも同じように何か一言いいます。まあ、以前より立ち止まり挨拶の動作がぎごちなくなくなっていました。これも数をこなした結果ですね(笑)。

立ち合いの娘さんがここのケアマネさんころころ変わり会ったことが無いけど、今のケマネさんは一番良い・・・と月のお便に写真付きでご様子を知らせていました。細かい内容を書いててくれているとのこと、月一回のお便りには写真とご本人の目標「天皇陛下のご指導の元、生きてい行きます??」(すみません正確な表現を忘れました)と書かれていて大正9年生まれ。凄し!部屋には皇室のお写真があります。時代です。100歳の日に書いた習字もあり「百」と書いていました。この人の生きざまを拝見したようです。殆ど寝ているようようですが、会えて嬉しいですとお伝えしました。そうです、大きな病気はしていない、車いすに乗って下の食堂で、ミキサー食を良く召しあがっているとのことです。そのままの存在は美しい。