お客さん、デイサービスにてスタッフの不注意で転倒し、右目を緊急手術した方が退院したので訪問しました。訪問時は笑ったりしていたので、一安心です。今後の対応(治療費や賠償金)は訪問介護事業所の凄腕の社長に一任しました。迫力ある人でヘルパー達もそれがいいと満場一致です(笑)。他人事ではなく、注意していこうと皆に話しました。

午後から、人間となる勉強です。いだきしん講義「存在論」難しいです。いつもお聞きしていますが、理解には遠い・・・。しかし、昨日は負い目と引け目と解かりやすくお話下さいました。負い目は未来へと通じますが、引け目はコンプレックスです。たとえば、借金をし返済することで負い目がありますが、一歩進み、このお金で助かったいい仕事をしょう・・・となれば負い目が未来を創ります。今のわが社がそうです。3日前はまさにそういう感じでいい仕事をしますとお見送りをさせていただきました。

唯一、無二の存在である、人間。生きる事は存在表し生きると行きつきます。頭で考えると意識が先走り、意識は人との境をつくってしまい、人を見てしまいます。いつか、ある人に「たいへんねぇ~」と声をかけていただいた時、正直むっとしたことがあります。他人事の発言と直ぐにわかりました。人を見て大変という言葉でした。ケアする仕事はその人の中に入っていかなければなりません。外から見る意識はいりません。出会う人は自分の鏡です、映してくれています。解かればいいだけ、反省はいりません。前にすすみましょう。