大分の叔母が初めて「行きたいところがある。」と言ってくれました。今回も別府温泉に行こうと誘ったのですが、嫌どこも行きたくない!と言います。それが一転して「阿蘇山に行きたい、近所の友達が行ったり、テレビで見た、雄大な所を見てみたい・・・」良かった、今回は親戚の家には一切行かないと決めていたのです。大分からの九州縦貫道があり案外早く行けました。目指すは阿蘇神社、人がごった返していましたね。それから、火口口へと登りました。噴煙が出ていて活火山であることがわかります。カルデラというか、壮大な景色でした。
叔母は「地底、地底・・・」と広大な山の中の盆地を楽しんでいました。

ドライブしながら、今回の旅の目的のひとつ、自分の産まれた時のことを教えてもう事もできました。もう叔母しか知りませんしね。

人の世話になることが嫌いな人です。よく連れて行ってと言ってくれたと、こちらも嬉しいです。その気持ちも伝えました。強引に人を動かそうとする自分を振り返っていたところでした。やはり2日に急死したご利用者さんのことが気になっていました。全ての提案に拒否をしていた人でした、自分がどう動いたら良かったのか考えています。自然に、本当に自然に自分も人も動いていくことをやっていく、難しいですが、自分の課題です。自分の内面が変われば外側が変わるとお聞きしています。叔母の申し出は、その大きな一歩のような気がしています。さぁ、帰阪し、午後からは保育士です。
阿蘇と言う字は、あによみがえる という意味にもとれました。あという最初にもどりやり直すような気持ちです。