5時に新しいスタッフの面接と鍼灸師の先生の月一の報告を聞くことがあり、夕方に村に行きました。昨日、今日と2人も新規の入居者さんもおりまして、テーブルの配置変えしています。みなさん静かに夕食べています。全員が箸を使っているのを見て、びっくりしていた鍼灸師の先生です。そう言われればそうかな・・・。要介護2~4の人、麻痺のある人、認知症の人・・・ここに来てどんどん良くなっていっています。村長から介護4の人が今日はじめて一人でエレベーター操作し降りて来てびっくりした。と言っていました。凄し!

副村長が良いです。食事中も立ち上がりそうな人をいち早く見つけて、声をかけてくれますし、食後は認知症バリバリの人を両サイドにし座り、手作業します。みなさん落ち着いているのです。スタッフの出る幕はないですね。しかし、この2人の認知症の人が副村長を廻って取り合いをしているのです(笑)。賢い副村長も大変です。

私がばたばたしている間に、鍼灸師の先生が副村長の身体を診ていたようで、自主体操を指導していました。鍼灸師の先生が「○○さんは苦労してきたので優しいのですね。こんないい所に入れてもらったので恩返しのつもりで皆と仲良くしていると言っていましたよ。」と話して下さったようです。頭が下がります。自分が言っていく言葉です。村からの帰りに窓に掛かっているマーブリングのカーテンが、村の中の温かい灯りを映し出しとっても綺麗でした。三ケ月がみなの幸せを見守っているように感じました。