2日間いえ3日間にずれ込みました東北の活動でしたので、挽回の意味も含めて仕事をしました。期日がある仕事が優先ですが、ケアマネとして4人の訪問もできました。月1回の訪問は必須です。まあ、段取り組んですることも楽しいですけどね。

ガン末期の家族さんから電話がありました。いつでもいいよと言っているのですが、気にされての電話です。数日前に「在宅での主人公は本人さんですよ。」と伝えた方です。状態が良くなく、動けなくなったようです。以前からホスピスと言っていましたが、往診医から反対されて身動き気出来ないという事です。家で看とる・・・?本人も家族も望んではいません。ホスピスへ入院したいのです。医者から食べれなくて当たり前、と言う言葉にもショックを受けたようです。この場におよんでホスピスと言う考えは医者にはないのです。2人暮らし誰も助けはありません。家族は疲弊しています。思わず「医者断って!」と言いました。家族さんは「ホスピスへの紹介状を書いてもらえないと困る」それもそうですが、ホスピスの相談員に懇意にしている人がいるので、朝一に聞いてみます。そこからですと伝えました。そこのホスピスへは入院申し込みは済んでいますし、一度面接にも行ってまだ早いと断わられているのです。

日本医師会が在宅医療を進めている弊害です。医者も良かれと思って家族に1時間30分も説得したようです。意志疎通と言う言葉や寄り添うという言葉は何処に行ったのでしょうか・・・???悲しい現実です。そこに行っている訪問看護師さんが、つらい気持ちを察してくれているようで2人チームで頑張りましょうと言ってくれているとのこと、思わずチーム員を3人にしてと言いました。家族さん心強いと喜んでくれました。人生終わろうとしている人とその家族さん、辛い思いが違う事で、増々辛くなっています。こんなの医療でもなんでもありません。看取りの医療とはなんですか?これも現実、早く良い社会を、これで死なれたらやりきれない、負の感情だけが残ります。やるだけやると決めました、戦うケアマネです!