昨日は、夜間の車の運転で殆ど寝てないのでゆっくり仕事して・・・なんて考えていたのですが、突然の来訪者さん。往診医の営業でその往診医の奥さん(看護師さん)でした。もう15年ぶりくらいに会って、先生とこは外来もできて凄い・・・とかとか話していました。私も、ケアプランのみだった会社がヘルパーステーションや訪問看護、初任者研修・・・そして、保育園・・・とビックリしていました。気が付いたこうなっていたのです。全て自然な流れなのです。

彼女が、今日の勉強会のチラシに行きませんか?、旦那さん(医者)が演者、で懇意にしているお医者さんが司会です。済生会千里病院も近くですし、これは行かない訳には行かないと18時からという言う時間も良かった(15時から18時まで保育士です)先生は呼吸器科専門ですので、呼吸困難や在宅酸素の末期の症例を話して下さいました。成程と勉強になりました。時々こういう医療的な勉強会に出なあかんね!と久しぶりに会った、刀根山病院のMSWさんと話ました。勿論、司会のドクターにご挨拶は欠かせません、利用者さんに往診に来てもらっているからです・・・。顔繋ぎは重要な仕事です。いつ何時、無理難題をもお願いすることができます(笑)。

もう一人の演者の済生会病院のひょうひょうとした先生の講義がとっても良かったです。呼吸器の末期は呼吸困難と痛み・・・大変なんです。先生開講一番に、入院患者さんの所に行くのが辛い人がいると言ってました。人間味のあるお医者さんです。そのお医者さんが「送風療法」ということをおっしゃいました。風を送るだけなのです。これが治療ですって??パワーポイントに小津監督の「東京の物語」のワンシーンが映し出され、原節子さんがうちわで病人をあおいでいて頭には氷嚢が乗ってました。懐かしい昭和の生活です。扇風機の風が治療になる。科学的には解明されていませんが、呼吸困難な人の神経に作用する?鼻腔に届く風等・・・薬よりこれですね。やっはり勉強は参加するに限ります。