昨日は75歳の方が、ヘルパーをわが社でやりたいと、面接に来ました。とっても元気な方です。2月まで独身寮の掃除をしていたのですが、そこが閉鎖になって、ハローワークで、「かんのん」という名前に魅かれてエントリーして下さいました。四国のお遍路さんの話もあり、思わず「社員旅行はそういうとこに行こうか・・・。」言ってました。まあ、名前のいきさつはきちんとお伝えしました。宗教とは関係ないと、実家の九州の家の前の川に、木で作った観音様が流れ着き、屋号がかんのんとなった事、それを、お祀りしている所は周囲にはなにもありません。

書いて気が付いたのですが、偶像崇拝でないことが、いいですね。かんのん様の心かな?かんのんという精神の継承なのかも知れません。仏像に祈るのでなく、ひとり、ひとりの中に、慈愛のこころとでもいうのでしょうか、すみません、宗教は全くわからないので、好きに書きました。

もう一つ思い出した事があります。自分の小さなころ、越中富山の売薬の方が家々を置き薬の交換に歩いていた頃、そのおじさんに紙風船をもらうのが楽しみでした。そのおじさんは山ほどの大きな背負い籠に薬一杯入れていました。身体は片腕がありませんでしたね、母は家で作った蒸かしパンを出して食べて頂いて居ましたね。土間に座り、そんな光景思い出しました。名は体を表す。かんのんの精神ですね。きっと昔は、どこでもあったことでしょうがね。

わが社のモットー、高齢者を、高齢者が支える ですぞ! 定年?なにそれ。元気でいつまでも一緒に働きましょう・・・。