認知症対応型通所介護に行ってきました。お客さん2名様いました。デイサービスでの割込みは得意中の得意です。直ぐに仲良くなれるのです。わいわいがやがやと輪に入れます。97歳の方がおられ、算数ドリルをスラスラやっています。スタッフが年を尋ねると94歳と何度も言います。鯖読んでいる‥と笑います。あと3年で100歳と言いながら尋ねると94歳です(笑)。
私のお客さんが、ABC・・・の歌も歌えるよ・・・と。97歳の方「A B C D・・・とZ」まで何回も手振りを付けて歌ってくれます。この感じはそう、○○さんにそっくりと、昨年亡くなられた方を思い出しました。そうすると、私の顔を見て「綺麗」とおしゃって下さったのです。もうびっくりです。自分には明らかに、この人は光をみて反応したのだと瞬時に分かりました。世の中にはこういうこともあること、高知に来て良かった会えたという感じです。私は、ずっと、心の綺麗な○○さんに会いたかったのです。
極めつけは、教育勅語(きょういくちょくご)をすらすらと言い始めたのです。三つ子の魂百までとは、たぶん、小学生の時の暗記です。自分もとっさにこの言葉だと分かったのです。楽しいのは担当の利用者さん、女学校での帰りの挨拶友人同士で「ぎょめいぎょじ」と言って別れたとの逸話です。長い教育勅語の最後の言葉、終わりの言葉です。当時もなかなかユーモアたっぷりの女学生たちだったようですね。楽しいデイサービスです。自分もデイサービス創りたくなりました。年取っても、行く場所、たのしい場があること、人と触れ合い、笑い合えること、いいですね。