困難事例の話し合いで市役所へ、地域包括支援センターの人とスタッフと行きました。3者の話し合いの内に先が見えてきて、1歩が出たかな・・・まずは動きが始まりました。協力し取り組むことの強みです。

さて市役所から帰ろうと、電話の着信、長年付き合いのあったご利用者さんの急死の知らせです。救急車で千里救命救急に運ばれたようで、助かるか・・・バイクですっ飛ばしていきましたが、奥さんんと医師の死亡確認の場に居合わせることになりました。まだ、身体には温もりがあり、2人で触れました。あまりに急で、奥さんは涙も出ないと、日頃の様子をずっと話してくれます。

自宅での急死でその後は警察の登場です。まあ、女の刑事さんにいろいろと聞かれ、奥さんは別室での事情聴取ということです。午後からの看護学校の講義です。高齢夫婦2人暮らし、残された奥さんは車いすです。スタッフに交代の指示出し、検視から葬儀場まで夜遅くまで誰かがいる状況を作りました。スタッフも快く動いてくれます。

お亡くなりになったご主人は「渡邊さん最後まで頼む、わしら2人は頼りにしているから・・・」と常に言ってました。本当にその通りになりました。自分が昨日豊中にいたこと、時間が3時間ほど空いていた、だれが予測したでしょう。自然の働き、人間はこう生きていけるのですね。朝起きて、「○○さんおはようございます。」という高知の朝です。