もっか、訪問する方の話題は、家でずっと暮らしていけるかどうかです。本人の最後まで自宅にいたいという意志があれば大丈夫です。反対に近ごろお会いする方、「あきらめ」を感じる男性が多い、私にすると、生きているのか、死んでいるのか分からない・・・亡霊の様です。今以上に歩けるようになりたくないの?お家に帰りたくないの?と聞いても、首を縦には振りません。今、生きてるだけでやっとのなでしょうか。「もういいよ。」と言います。はっきり言って、がっくり・・・

成果を求めているわけではありませんが、自分のやる気なくなります。やる気にすることも考えますが、その方の人生を考えると今が最悪なんですね。生きているだけで良いと言う言葉もむなしく感じます。それでも、少しでも生活が良くなるよう、出会った人間として、やることはやりたいですね。いつか、前向きに考える時が来ますように・・・自分が後悔しないよう・・・

反対にどんなことがあっても自宅で生きていたいという方には、知恵を絞り提案をします。いろいろな事例から総合的に考えていきます。まずは、自分が前向いて生きていく事で表していきます。いのちは伝搬ですから、介護は生活全般にわたる総合事業です、食べる・出す・清潔な身体・着る・住む・寝る・心の交流・・・など・など・・・