ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病の方がいます。病気の名前ですが、身体に現れる症状はいろいろです。よく分からないというのが多分医学会もそうでしょう・・・昨日訪問したお家、丁度往診の先生も来まして、ご一緒しました。車いすに乗ったままの診察時間15分位です。まあ、お医者さんは薬の調整くらいのものです。しかたがないといえば、そうかなぁ~。

お話が出来ないので、アイパットで意思疎通して下さいます。この状態がいつまで続くのか、強い意志のみ、友人が生きがい と書いて下さいます。励ましも、慰めも、言葉はありません。ただいるだけです。4人(奥さんと医者と看護師、自分)でアイパット見ます。友人とは、月に一度泊まりに連れ出してくれる方です。7月1・2日でその友人の家がある滋賀県に泊まりに行きます。要介護5で全介助の状態ですが、引き受けて一緒に一晩畳の上に寝ます。友人の車は普通車なので、車に乗せる時もそれは、それは大変なのです。6月17・18日のお泊りにて、筋を痛めたと言っていたようです。凄い友達がいるものです。

友人が生きがい、友人と一緒に友人の家で過ごしたい、唯一なのです。いつまでも行っていただくにはと考えはじめました。リフト車がわが社にはあります。それをなんとか活用できれば、友人の方の負担も少なくなり、長くお泊りできるかな?と思案します。まずは、提案からしてみます。わが社、かんのんは最高のケアの提供を目指しています、先頭切って自分が実践、頭は使うためにあります。身体の上にある、飾りではありません。