一人暮らしの方が有料老人ホームにいます。「お刺身食べたいのよ。」とずっと希望されています。少し前から食欲落ち、エンシャリキッドという栄養剤のみ口から飲むようになりました。それでも、お刺身食べたいとは言ってました。差し入れする家族はいませんが、施設長には差し入れOKをもらい、ご本人さんは「マグロとこはぜ」という希望を言いました。
昨日、もう食べるもの受け付けずと連絡をいただき、そわとスーパーに走りましたが、あまりいいお刺身はなかったですが、買って老人ホームに走ります。丁度、オムツ・シーツ交換中で自分も手伝います。若い施設長は渡邊さん訪問もしているのですか?とまあ、手際がいいので口だけのケアマネではないと感じたのでしょう(笑)。昔取った杵柄ですよ・・・とは言いました。
身体を動かしたので、ご本人さんは痛い、と息切れです。5時に人と会う約束、一旦帰社し、又、食事介助に出直しです。面会時間を聞きますと?何時でもいいですとのこと、7時過ぎに再び行き、刺身を食べるといい、筋の行ったマグロ小さく切り、2切れ飲み込みました。「もう結構・・・」休ませて・・・と、あーあ、柔らかいマグロをと・・・後の祭りです。
ここに居てと言い、うとうとしたり、目を開けたりです。数十分いて、時間を言い、又来るからね、と言うと「ちょいちょい来てね。」と言います。人恋しい・・・部屋のドアが少し空いていて、外の動きが伝わります。一人でないと感じます。 追伸:辛口の自分ですが、ここの施設の看護師さん達は良い感じ,仲良しです。