子がAO入試のため、福島県いわき市に行きました。地元はいわたんと、美味しそうな名前で呼んでいました。いわき市に進路を選んだのは、私がまず、福島での原発で、看護師がいなくなってしまい、大手人材派遣会社の看護師募集ツアーに参加したことで、出来た、ご縁です。

同じ時に生きているのに、福島の現状を知らないこと、行こうとしていけない現場です。帰宅できない地域、空の家々、道だけに車が往来しています。人のいない病院を見ました。まず現実を知ることからです。疲弊した看護部長さんでした。あの方、体は大丈夫か心配です。

10日間だけでもいいから来てという事務長の話。宿泊は仮設住宅です。子はヘルパーの資格があるので、春休み行くと、3月に特別養護老人ホームへ1カ月ボランテアしました。そのご縁です。

原発から23㎞心配しましたが、子は「そこで生活している人がいるじゃない。」の一言で、決まりです。人生に悔いなし。

土曜・日曜、東京でNPO高麗のイベント、ブルガリア・シリア・中東編の音と映像に参加し、一遍にいろいろができ、無駄がありません。胸の痛むことの多い日本社会、世界です。人ごとにせず、生きていきます。それが、人間。