ふとしたことから、はぐくみホームという親が養育できない子どもを、少しの期間だけおあずかりすることを始めようと昨日は研修に行きました。JR山崎の駅の裏 天王山の麓にある施設は、164人もの子が暮らしています。この数にも驚きです。講義は知っている事を学び直し、腑に落ちる事が多かったです。今だから分かる感じです。

子どもの置かれている現状と今、おあずかりしている方の話は衝撃です。親の虐待や育児放棄が多いです。社会が変わらなければと言葉になります。私たちが変えていかなければ、共に変えていきましょう。

施設見学にて5か月の子を抱かせてもらいました。生まれて直ぐにここにいるのでしょう。体重が重いのではなく、その子がぐっと重い状態なのです。子を抱く初めての重さです。親の何かを身に受けているとしか言いようない感じです。スタッフの方、皆が「よかたねえ~抱っこしてもらえて。」といいます。一人のスタッフが4人くらいの乳児みていたら抱っこできないですよね。ここは、抱っこボランテアがあるそうです。抱っこすることを大事にしている施設です。もう一つは、玄関の隅で、もくもくとブロックをひとつづづきれいに消毒(拭いている)している職員さんがいました。何でも口に入れる子たちに、安心して口にいれてもらえるようにです。ここのスタッフさんたちは凄いです。見習います。トップがいいのでしょう。自覚いたします。

研修後、このはぐくみホームを段取りしてくれている、キーアセットというNPO団体のニュージーランドの代表の方が私に会いたいと、京都高麗ギャラリーカフェをご案内、子ども達のことや、認知症ケアを世界にというお話をさせていただきました。いだきしん先生のつくられた、最後のおぜんざい食べながら、世界へです。