人を助けることは難しいです。実はこちらの一人よがりではないかと考える瞬間があります。本当の人助けは、目の前のありがとうという言葉ではなく、その人が生きて行けるようにサポートすることです。よく考えると、人助けは難しいです。

かえって手を出すことで、能力を奪うこともあります。私たちケアをするものはよくこのパターンに陥ります。何でもやってしまう、家の物ではないし、お手伝いさんでもないし・・・そして、極めつけは、やってあげたという気持ちです。本当に良かったのか考えることが必要です。

以前、子の学校の校長先生が(とてもいい人で世話になりました。)よく子供たちに「~をやってあげて下さい。」「~やってあげましょう。」と言っていたことが心にあります。「弱い人に手助けしましょう。」と言う表現のほうが上から目線ではないのに・・・と感じていました。戦後GHQの弊害です。

芯から、の人助け、相手も助かる、自分も助かる・・・私から発信していきます。それが務め、働くということです。