介護過程という授業をしました。プロセスです。私たちは、日ごろの生活をする中で、知らず、知らずに、行っていることを整理、紙媒体に書いていく作業です。訪問介護でお掃除・洗濯のプロセスを考えました。仕事ありきではないのです。お客さんありきです。
目標は介護職の目標ではなく、ご利用者さんのゴールを目標とします。そして、ご利用者さんと、こちら(ケアする側)が目標を共有します。受講生のかた、へえ~という感じでしたね。自分の目標と相手の目標は同じということが、ケアの仕事です。会社の目標ではありません。
昨日、おりしもいだきしん氏の講座があり、「目標達成した時、愛の状態であるか?」と問われました。達成の時に違和する何かは、管理社会の中で疎外ともおっしゃいました。なるほど、以前は何をしていても、むなしい感じがいつもしていましたが、今は殆どないのです。生きている、未来へ向いています。
里親(さとおや)さんの依頼があり、正直迷いました。忙しいので里子さんに迷惑かける・・・それでもいいとの返事です。OKをしました。何で引き受けるのか自分に問うと「人間だから」と答えが出て、そうだ、人間だからやるのです。理解ある家族や周りがいるので、進めます。ありがたい環境です。