2月も今日で終わりです。自分の時間と相手の時間、都合について合点がいく事の多い2月でした。物事をなす時、時間が上手く働きます。まるでやりなさいと言われているようにです。知り合いのヘルパー事業所のサービス提供責任者の人が、「人生一度切り、何をしていくか、認知症の介護、看取りをしたい。」と言いました。そうですよね、人生一度、自分が死ぬとき、本当にやりたい事ができなかったと後悔はしたくないです。

自分はずっと前病院の看護師をしていた頃30年くらい前に、池田市の畑という地域を歩いていた時、飛行機の見える所に住む事と、歩いて人の家に行く看護をしたいという気持ちが強烈に湧いた瞬間を覚えています。それは父が病院で亡くなり、当時は在宅で亡くなるシステムもなく、ずっと1年以上も病院にいました。病院に居れた時代です。そして病院で亡くなりました。家で療養したかっただろうと、家で死にたかっただろうという無念な思いはあります。だから余計にターミナルケア、やりたいのです。

彼女の気持ち、自分の気持ち、どこかで交わる・・・。動く中で創って行くこと、形はどうなるかわかりません。生きていることは未来に向かって動くことです。

今日は逞太くんの命日です。介護職は忘れてはならない日。