夕方、某市立病院にお見舞いに行き、帰りに、懇意の訪問看護ステーションさんご一行さんとバッタリ、「あら、勉強会に来たの?」違うけど何の勉強会?有名な先生のターミナルケアの勉強会なの、今からの予定ないので、一緒行くと本当に看護師さんたちの間に入り、聞く事ができました。NHKの番組プロフェッショナルにも出演しているような往診のお医者さんでした。涙あり、笑いありの吉本興業、負ける程面白かったです。なんて、ラッキーでしょうか。

自分は、初任者研修にて、死にゆく人のケアの項目を講義していますし、在宅死を最もやりたい生業です。先生の講義は殆ど自分の考えとかぶりました。この方向でいいと後押しして下さったように感じる内容でした。百人力、いえもう百人力はあります。

一貫して流れているのは、相手の事をそのまま分かりなさいということでした。支えることや、死に行く人に役割を持っていただく、先生は末期の方に、家族へのお便りを一緒に書いていましたね。グリーフケア(遺族の方のケア)といいますが、自分もここが大事だといつも感じている所です。後悔しない在宅ケアを目指していきたいです。

本人が「穏やか」何度も、何度も、穏やかとう言葉を使われていました。末期状態で痛みや苦しみ、ある中でそれでも穏やか・・・心が苦しい原因は何かも解いて下さいました。良いチャンスありがとうございます。そして、訪問看護ステーションにも仕事の依頼をその場でできました。巡りのいい人生、人の為に活かしますね。