かんのんという名のいわれを聞かれることもあまりなくなりましたが、九州の実家の屋号です。本当に田舎で、過疎地、限界集落の一歩前くらい感じの所です。田舎では、「かんのんの典ちゃん」と呼ばれて育ちました、母の実家は「とうげ(峠)」と言ってます。叔父は「峠水道」という水道屋をやっています。屋号があるというと由緒正しい家のように言われますが田舎の家です。お寺とも関係ありませんし、大昔は旅館していたとも聞きました。
語り継がれている話は、家の前に小さな川があって大水が出た時、木彫り観音様が流れ着いてきたのでかんのんと名付けたと聞きましたが、観音様を祀った後も、観音様もありません。庭の隅には水神様はありました(笑)。事実はいかにですが、神話の様で面白いです。今から、神話を創っていくのですね。
友人が「かんのん」という言葉は永遠という意味があると教えてくれました。嬉しかったです。先祖は何をしたかわかりませんが、屋号で発展、社会貢献しているのは喜こんでいるのではないでしょうか・・・看板のまま、それなりの仕事していく気持ちです。表現が実現の時です。