お客さん、ご夫婦でケアマネを担当しているお宅が、4軒あります。以前はもう少し多かったのですが、どちらかがやはり昇天されます。そういう家はまず、お仏壇に手を合わせて用事します。たぶん、ケアマネでないと話せない事もたくさんあったと思います。しかし。亡くなられた方みな急にいい人になりますよね・・・
5月、6月ずっとケンカしていたご夫婦が、急に仲良くなり、周囲も本人たちもびっくりです。奥さんに尋ねると、ある日、急に憑き物が剥がれたように、顔が変わったと言います。顔みたたら、目が攣りあがり、いがみ合っていたのに、穏やかな顔です。お互いにいたわりあっているのです。話し合いをしたとか、ないのです。ある日突然にだそうです。夫婦て不思議ですよ。
2日前、包括支援センターの方との話し合い、以前から気性の荒いお父さん、認知症の妻がチャンとしないと時には手が出ます。急にはじまったことではないと長男さん。子ども時代は「巨人の星の星飛雄馬?漫画そのもののように、ちゃぶ台がひっくり返っていた。」と、筋金入りの亭主関白とカットした時の行動です。これは、話して聞いてくれるようなものではないなぁ~と、それに。お父さん認知症も出ています。難しいことです。以前にも書いたように、このご夫婦、訪問時、狭いベッドに2人で寝ているご夫婦です。お父さん奥さん愛していますが、表現方法が悪い。日本の戦前の男たちの一人です。