雨の一日でした。ご兄弟で介護保険を使っている方がいます。訪問の時間は午後2時です。昼のヘルパーさんが帰り、夕方のヘルパーさんが来るまでのひと時です。お二人とも人見知りで、兄弟でも話をすることはなく、ケアマネも別々の部屋でひとり、ひとりと会います。シャイな方で、会話ができるようになったのは、お会いして2年以上経ってからです。
60歳代、70歳代の方ですが、話は地球温暖化のことや政治の事、米、韓、北朝鮮の事、近くは森友学園の話題となります。外に出る事や他の人との会話は殆どないので、テレビからの情報を自分なりに整理し伝えてくれます。我が家テレビがありませんので、ワイドショーのコメンテーターの話を聞いてるようです。この時ばかりはとたぶん多弁に話している感じです。自分もよく聞きます。ひとしきり話したら疲れたもう寝ると言う具合です。ヘルパーとはできない、時事問題の会話です。寝たきりで社会とは離れた毎日ですが、どこかで社会と繋がっていたいという思いを感じました。物いう事大事。そしてそれを聞く事大事。
娘さんが入院となられ、急遽世話する人がいなくなり、お母さん緊急ショートステイ、面会に行くと「あんたの顔見たら、すーとした。」とおまたもや同じ言葉言っていただき、この顔のどこが・・・?不安、見放される恐怖なのでしょうか、大丈夫傍におるよ、SOSしたら飛んで行くよ、ですね。この顔、写真でどこかに貼っておきましょうか・・・指名手配、懸賞金つけましょうか?(笑)