夜に知人のお母さんが入院している、神戸市民病院の心臓のICUにお見舞いに行きました。随分具合は良くない・・・モニターの心臓の拍動が160回・・・。「ママちゃん。」と声をかけるも、目をかすかに開け、うなずくのみです。数分経った頃、急に心拍が80代に下がり、娘さんが驚喜されました。強心剤の薬が持続で入っているのも知ってます。ここれが効いたのかもしれませんが、自分と我が子と、娘さんと、いのちのネットワークがつながった瞬間です。奇跡です。その後も、非常に落ち着かれました。

娘さんは、あきらめない、ゼロスタートと言いました。この言葉の威力もありました。言葉は言霊です。娘さんの妹さん亡くなり、身内はお互いに一人です。母も、子が気がかり、子も母が大事。母の頑張りが伝わります。

家族という絆。外から見るのでなく、真っタダ中に居る事、感情、気持ちそのまま受けとめ、見る側でいない。批評家、コメンテーターは要りません。場は離れていても、共にいること。

ふらりと寄った庄内のお家、生まれは岩手県、亡き旦那さんの御仏前に盛岡のホテルから頂いた、14日付けの「岩手日報」の新聞をお供えしました。奥さん、お父さん親類から送ってきた物包まれている故郷の新聞食い入るように見ていた・・・。奥さん、棺に眼鏡入れてなった見えるかな?と大笑いです。きっと、あの世では目は良くなっているよ・・・。