豊中服部で、文化住宅が火事になり5人の方が亡くなった事は最近です。お客さん同じような所に住んでいます。表現は申し訳ないですが、ボロボロの文化住宅、真ん中廊下で、両サイド部屋、1階は6部屋ありますが、目が不自由なお客さんが一人で住んでいます。2階に高齢男性、2人大きな建物に合計3人で住んでいます。火事起こしたら一発です、ニュースを見た時、この方の事が浮かびました。
昨日、訪問、なんと偶然に大家さんが家賃を取りに来るとの事・・・二か月分光熱費込みの7万円です。もう5~6年の付き合いで大家さんと初めて会います。外壁が落ち、老朽化した建物修理しますか?と聞きましたら、消防から服部の火事の事があったので、立ち入り調査があり、防火の設備準備がここはもうできないので、来年をめどに退去して欲しいと言いました。ケアマネさんが質問したので今日、はじめて言います。と・・・言いにくそうでしたが、考えていて下さいとのことです。
お客さんと、来年へ向けて話します。退去するにも金ですね。貯金するようにと、自分は法律を学ぶ、どうもコタツより出火したようなので、コンセント、プラグ注意するよう話します。コタツと電気ストーブの暖をとっています。ヘルパーさんにも伝えます。
この話をしましたら、生命感覚とおっしゃっていただきました。いのちは先取りです。大家に会おうと思ったわけではありません。お客さんのことふと大丈夫かと感じたら、会えたのです。世の中の出会いは全てこうではないかと、感じます。良い事も、悪い事も全て、いのちが要求し、解決に向かっていると、そのため生きている自分であること、気が付きます。一人で生きているのではありません。いのちはこうやってつながる、人の痛みは自分も痛い、人の苦しみ、悲しみ解決へ向かう人生です。何処にもない、介護の会社、わが社です。