ケアマネのスタッフのお客さんですが、他の事業所ヘルパーさんから、病院受診の依頼でご本人宅に訪問しているのですが、私は聞いていない、病院へ行かないと言っているのでとＳＯＳの電話がありました。お客さんに会ったこともありませんが、ヘルパーさん2回も連絡してきて困っておられます。本人に電話変わりますと・・・。まぁ、どうしましょう・・・どうにか受診してもらえるようにしなければなりません。困った！
開口一番、病院へ行くこと聞いていない、昨日ケアマネが来たことは覚えていましたが、カレンダーにも書いていないので行かないと、本人のファイルには今日の病院受診予定は納得したように書いています。聞いていないの一点張りです。しんどいに病院へ行かなくてはいけないの？と言います。私は、身体をきちんと診てもらうこと、身体が心配であること、伝えます。カレンダーの記入漏れはお詫びしました。そうすると、電話が切れ、どうもヘルパーさんと病院へタクシーで行った様子です。
一人暮らしの女性で、物忘れが出て来ています。物忘れも、ああ自分が忘れていたのね・・・というのであればいいですが、自分が忘れるわけはないと思っているとこのパターンです。きっと、今まできっちりと生きてきたかたなのでしょう・・・。自分がするわけないと、人の所為にする事、振り返り自分も改めようと考えました。今日の学びは、私たちが困っているからでは相手さんは察知してか動かず、貴方のこと心配ですよと言う声かけかな～と感じます。あなたが困ってるだけでしょと、見抜かれたら梃でも動かぬ認知症。感は凄いです。
