いつも考える事ですが、相手の身になったら、言葉が違ってきます。自分本位だと、自分が、自分が・・・と相手に言って交わりはありませんし、相手は立腹です。

ケアマネジャーの仕事考えます。利用者及び家族への支援とちゃんと文言が入っていますが、ご本人だけ支援し、家族は敵だ・・・なんてことはありえません。家族も辛いのです。その方は認知症で、子どもが自分を騙している、自分の所から全て持ち出していると子どもさんとの関わりを全て拒否しています。勝手に引っ越しもし、引っ越し先は教えません。認知症であるが故に何かあった時、家族の責任を追及される世の中です。認知症の方が電車に飛び込み、損害賠償を家族に求められた事件は記憶に新しいです。

もしも、何かおこれば、家族は責任を問われる今の法律です。なんでか知りませんが、その方はわが社のぽわんとしたケアマネだけは信頼して、引っ越し先を教えているのです。昨日は、家族への対応について話しました。仕事の能力差はあるのは当たり前ですが、一番の原因は、相談がない事です。自分で勝手(自分から言わせるとです。)に動いて良いいも、悪いも分からないのです。今の動きがいいか悪いか、相談して下さいと話しました。

今まで、マイペースで人生人に相談することが無かったのか、責任という怖さを知らないのかどちらかです。ケアマネは人の人生に関わる仕事、自分の動き方で変わります。管理者として今回も勉強になりました。還暦過ぎても目が離せません(笑)。