家族に認知症の方がいると大変です。昨日も夕刻、会社帰りの息子さんが、ふらり事務所に、本人曰く「息抜き」に来ましたと・・。頭で分かっているけど言語でつい出てしまうと言葉「何回言うても、分からん!」という言葉と言ってました。やはり、母親像があり許されないとの事です。きっと、当事者でないと本当に分かることはできない感情でしょう。認知症の家族さんは人間修行ですね。自分ならできるかな?たぶん、無理でしょう。
午後遅い時間、とある認知症ケア専門の訪問看護師さんに来て頂き、これから訪問していただくことになります。一人暮らしのNさん、看護師さんの言葉の端端に、手探りで・・・とおっしゃいます。そうですよね、何がヒットするかわかりません。いろいろな、引き出しがないと、型どうりではいけません。認知症の方との知恵比べです。
事務所に寄って頂いた、息子さんと、最後は「笑いにせな、やってられない・・」という話になりました。棒で叩かれたのも笑い、リハビリパンツで外走り回るのも笑いにしょう・・・という事になりました。そういえば、わが社天然のケアマネ、Nさんの記録を書く時、ひとりで大笑いがはじまります。見ていて楽しそうですよ。笑ってなんぼ、吉本興業でいきましょう。どんどん増える認知症、さて、対策がごてごてに行きませんよう。