1日、医療的ケア講習でした。広島から夜行バスでお見えの方、知識全部持って帰って、現場に活かしていただきたい気持ちです。もう慣れたとのことで、3月4回で、机の上の学習は終了です。

広島からの方が、有料老人ホームでの一コマを話し始めました。「食事中に、利用者さんが出た(排尿)と言ったので、僕は直ぐにパット交換をしたところ、別の女性の介護職は、私はしないと、言われ、この老人ホームの体質がそうだから、気持ち悪いままに過ごしてもらう・・・。」と言いました。話は、そんなひどい所で働いているのですね。と批判して終了ですが、せっかく働いている、ケアの担い手としては???

数ある仕事の中から、彼女は介護の仕事を選んだのです、心はやさしいのでわ・・。もしかしたら、パットが汚れていることが気持ち悪いと知らないかもしれないし、先輩から食事中はそんなことしたらダメと言われているかもしれないですね。人は近くの人が不快であったり、気持ち悪い事どうにかしょうと考えます。その介護職の人に、「だって、気持ち悪いままじゃない。」と伝えてみたらどうですか、黙っていないで、批判しないでね。

広島から来ているくらいの方、志は高いと感じます。そして、私たちは、先輩なのです。よい介護職を育てることも使命です。指導と言う言葉でなく、さりげに後輩たちの行動が変わっていったら最高です。気持伝えるだけです。気持ち悪いだろうな・・・綺麗にして差し上げたい。きっとご本人さんも気持ちのいいお尻で過ごせる、そして介護職の彼女も成長する・・・こんないいことはありません。さあ、気持ちするりと伝える練習です。