団地の4階に住んでいる、104歳の方、久しぶりに病院受診、1年以上階段歩いていない。さあ、4階から階段使い降りて頂く手段、車いすで階段の昇降するか・・・見極めは、わが社ヘルパーの管理者です。管理者の取った移動方法は「お姫様抱っこ」でした。行きも、帰りも抱っこされた104歳のお姫様です。この方法は体重が40㎏以下で、彼にしっかり抱きつくことが条件です。

パーフェクトでした。104歳の方は認知症も深く、混乱しますが、昨日はしっかりと管理者の首に手を回し、しがみついていました。やはり女性です。家族も大喜びです、介護の娘は「ばあちゃんお嫁さんもろうて貰って・・・」と冗談言います。管理者はギネスブックに載る年の差婚と、もしかしたら彼もまんざらではないのでは・・・(うそでーす)しかし、104歳の方、綺麗なお顔しています。美人さんだっただろうな・・・まだ、まだ、生きて、こちらが、ギネスの載りそうです。

まあ、この介護方法は、普通では出来ないでしょう。手前味噌ですが、ご本人さんの負担は最少減で、工夫と何度ものシュミレーションでミスなくやります。抱っこ前は入念な、ストレッチしていました。筋肉痛はしょうがないね。帰りは、本人さん立ち上がり、家族に支えられ玄関までお見送りに出て来てくれました。うれしいねぇ~。お互いによい経験です。周りもニコニコ・・・