もう10年以上の付き合いの一人暮らしの利用者さん、この家は利用者さん3人目です。ご両親は他界しています。月1回の訪問、近くに来たのでついで寄りです。寝たきりなので透析の日以外は家にいます。金曜日調子が悪そうとヘルパーから聞いていたので、いよいよかな?なんて考えていましたら、土曜日の報告で、元気になりました。とのこと、やはり不死身なんだ・・・(笑)。

訪問すると、本人も金曜日は一番悪かったと言います。病院から退院する時、病院のソーシャルワーカーが家に返ったら死にますよと断言されたのですが、もう3年生きて生活しています。本人もそのことを話していました。やはり、不死身やねと言ううと、本人から「いつ死ぬんやろ・・・」なんて言っていました。超肥満体の弟さんがコロナになってないかなぁ~と言います。私の電話に弟の携帯電話を登録しているので、久しぶりに2人で話していました。何か月ぶりかなぁとつぶやきます。身内がいいのです。仏壇に線香上げて、チンします。私の存在は、もう身内それ以上かもしれません。しかし、この肥満体、オムツ交換、移乗、ヘルパー泣かせの身体です。誰が肥えさせてるねん!と言うとヘルパーが「だって、本人がダメおしするから・・・」食べる事だけが楽しみ、生きている実感ですからね。それと、何年も前からずっとこの時間は、水戸黄門を聞いています。(目が見えないのでテレビはついていますが、聞いています)これも楽しみの一つですね。

月1回の訪問なので、コロナ禍ですが、最低年間12回は会いに行っています。