知人のフェイスブックを見て、これなんだ?と検索をしました。約150年前に起こった悲劇です。詳しくは検索下さい。土佐藩の武士とフランス兵の壮絶な悲劇です。今年はフランス領事館の人が初めて見えたようです。妙国寺には双方の国の卒塔婆が並んでいました。祖絶な切腹とその後の遺族たちの人生、そして、今そのことをどう後世に伝えるかという団体でした。知人は埼玉県から参加です。
3年前から土佐の高知へ仕事で行き、いつも感じているのは、私が思っている土佐と違うという事です。歴史はあまり知りませんが、板垣退助、坂本龍馬、岩崎弥太郎・・・たくさんの偉人が出た土地ですが、卑屈な感じばかりを受けます。なんでか?常に考えます。いまだにわかりません。お国の為に命をかけた人がいた土佐藩です。社会の教科書には生麦事件しかなかったことは覚えています。人数的にも堺事件のほうが多いですが、消されています。語る歴史は権力者の物です。
堺にある妙国寺は、すがすがしい所でした。土佐藩11烈士の遺品も多くありました。ソテツが有名でお寺には織田信長や徳川家康、千利休や与謝野晶子、正岡子規も来たお寺でした。歴史の深い寺です。高知からも人がみえ、各地から集まっていました。紙芝居もあり、涙します。開国や尊王攘夷の時代の波の中で起こった悲劇です。和気あいあいの懇親会、最後は世界平和へ向かっていこう・・・というみなさんそういう気持ちで終わりました。高知へ帰る御一行様をお見送りできたのも嬉しいことでした。
土佐を知りたくて参加しましたが、藩のため日本の為に生きた人がいました。自分自身、このざまではなんか申し訳がたちません。土佐藩十一烈士の墓に立った時、鳥がさえずり、なんだか自分には来てくれてありがとうという感じを受けました。人が元気に生きていける世の中を創っていく、やることやっていく、気持ち新たにです。(懇親会で頂いた、お菓子とお抹茶は最高に美味しかった。)