天満橋にて研修3日間あります。この20時間の研修を終えたら、わが社の訪問看護ステーションから精神疾患のご利用者さん宅の訪問が行けます・・・。まあ、直ぐにという事ではない、いざという時に備えています。自分にとっては、訪問介護でヘルパーが入っているご利用者さんも対象者です。講義を聞きながら、深くいろいろ考えることができ勉強になります。これを現場で活かすことを考えます。

ぶったまげたのは、某府立病院の看護師さんの話で、やはりそこは、殺人事件を起こした精神疾患の人の入院が多いようですが、自分の子供さんを幻聴で殺めた人の退院後の初回の自宅訪問での出来事をはなしてくれました。初めて会う時が肝心、信頼関係を築く事は大きな一歩とのことです。

個人情報があるので詳しくはかけませんが、初回訪問でその看護師さん挨拶の後に次に口にした言葉が「何でお子さんを殺めたの?」と自分でも咄嗟に出た言葉にびっくりしたとのこと。そこから本人さんが「精神科に入院していても誰もそれを聞いてくれなかった・・・」と2人で抱きあって泣いたそうです。聞いた後の責任はとれないと誰もがも躊躇するでしょう。しかし、私も、そうするかもしれないと一瞬頭はよぎりました。そんなのできないという頭では無いのです。考えたら、これは本音でぶつかったからだと考えました。建前の言葉は空に消えます。本音、本当にこの人にとっての人生なりを考えたらこういう言葉になっていく、この言葉に共に向かっていこうという気持ちがあります。凄い。ひとりじゃないよ、一緒に乗り越えていくから話して・・・が伝わった。とても大事な勉強をさせていただいています。さて寒いし、コロナ対策し行きますか、看護は愛です。😊