看護学校で2年生へ講義をしました。昼休みを挟んでの講義で時間が長いと感じていたのですが、足りないくらいとなりました。ロールプレイングという役割演技をし、患者さんや家族になってみて、感じる事を学んでほしいのです。それぞれで良いのです。ひとり、ひとりが看護師になっていくわけですから、一人が大事です。

授業ではこうやったらどう変わるか、と直ぐに実践できます。腰を落とし、目線を合わせると患者役割の人が、圧迫感が違う事に直ぐに気が付きます。即身に着けることです。場数を踏んだ自分とは違います、一つの事だけしか、目に入りませんが、全体をみていく感じをとらえてくれたらありがたいです。

帰りに珍しく、教務主任の先生が駐輪場のバイクの所まで送ってくれました。忙しいであろう先生がです。数分の歩きながらの話はとりとめのない内容です。学校がどうとか、学生がどうとかではないのです。不思議ですが、この感じを楽しんでいるようです。ただこうしていたいだけのよう、こういうふれあいの時も大事な一瞬なのかもしれません。心、穏やかでなければ戦には勝てません・・・状況は、戦の時かもしれない今です。