末期癌の方のお家へ訪問しました。退院後は比較的に落ち着かれています。理学療法士さんがリハビリをされています、ご本人は楽になると退院後も希望されました。ご本人さんへリハビリで身体が楽になりますか?とお聞きしましたら「安心です。」という答えが返ってきました。安心なんだ・・・、身ひとつ動かすのも大変な状態での自宅療養、不安でしょうがない中で理学療法士さんの存在は安心なのです。

呼吸が苦しく酸素中で話すこともままならいようですが、世界で起こっている戦争の話になりました。戦争の体験者で幼い頃B29の焼夷弾が50メートル先に落ちた、父は戦死し、母親が苦労して育ててくれた、あなたと同じ看護婦でした、戦争はダメです。と表現して下さいました。深く身に届いた言葉でした。ウクライナで起こっていることは70数年前に日本でありました。他人事にしているつもりはありませんが、先祖の身に起きたことです。常にここに居て、なにができるか問い実践の毎日です。

北朝鮮のミサイルが北海道近くに飛んできたり、有事です。苦言ですが、この人はいつも同じ事しか言わない「真に遺憾です。断じてゆるすことはできません。」と言う言葉・・・今回もそうだろうと予定していましたらその通りに言うではありませんか・・。唖然、秋田県知事の言葉はそうだ!とうなずきます。いくら言葉で遺憾と言っても行動です。国民を守ることができるのかどうかです。頭働かせて動くことです。有事に国を国民を守るのがトップです。私は利用者さんとスタッフを守る!役目です。