昨日、病院から退院してきた人に会いました。体調はよくないようですが穏やかです。余病をおこしたかかとの褥瘡が痛いと言います。ベッドのマットレスに当たらないように足をクッションで上げると痛くなくなったといいます。スタッフは足元にはクッションを準備していますが、動いてしまうのです。頻回に見る必要があります。他の場所にも褥瘡ができる可能性が高いですが、最新の褥瘡予防マットレスも使っています。痛みが無いように、新たな問題を作らないように・・・。

村の施設長から介護タクシーが着いた時、皆でお迎えし、ご本人さんも「ただいま」と言ってくれたそうです。ここが「家」なのです。病院ではお粥さんばかりで、パンが食べたかったと朝食のパンを全部召し上がったようです。食欲があり、村(ケアビレッジかんのん)の板長のおいしい料理を食べてもらいたいものです。

ご本人さんは役に立たない人間で・・・と繰り返し話ます。「生きているだけで役に立っています。」と何度も答えました。私たちにこの感動を与えてくれたのです。村がとっても明るい感じを受けました。やはり、最後まで支えるが合(愛)言葉です。人間ですので、人の喜びは自分の喜び、人の悲しみ、苦しみも自分のことのように・・・です。ここから何ができるか、どう動くかです。出会ったら最後まで支えていきます。