訪問先のご利用者さんにこのように言われました。長崎の五島列島の出身の方で、少し訪問中に過去のトラブルがあった電話の対応をしてしまいました。丁度ヘルパーさんが来ていてヘルパーさんとご利用者さんが話していたので、まあ、少し長話にはなりました。電話を切り、ご利用者さんにお詫びすると「渡邊さんも、わしも九州男児やからな、そのままやったらいいねん!」と言って下さって・・・感動するとともに、男児ねぇと返すと「九州男女」と言い換えてくれて大笑いです。

ご利用者さんにそのままでいいよと言ってくれたようで、嬉しかったです。この方は「死ぬまで渡邊さんの世話になる。」と言って下さっています。こういう気持ちはありがたいです。自分も応えたいです。若い頃の人生はいろいろのようで、背中には立派な彫り物があります。こういう人に心から依頼されているのです。いつも訪問するとお茶の準備をしてくれています。一人暮らしで、目が不自由で先日は転んだとのこと、本人は十分注意をしているので、もう注意してくださいはあえて言いません。たぶん、皆に言われていることでしょうし。

気持ちが通じるというか、昔はこうだったが、今はこうなったと言えば、そうなんだと納得してくれる関係があります。それは相手の身になれるということだと思います。昔の失態を許さないという関係性の在り方を今問うています。言ったことは認めるけれど、状況は変わっているので・・・と言う時、そのまま認めてくれるかどうかです。罠はいたるところにあり、人間真っ当に生きる事、毎日勉強中のようです。、強く美しく生きること徹します。