今、スタッフが怪我をしていまして入院中です。2~3か月かかるようで、皆で手分けして仕事を分担してなんとか切り抜けられそうです。その仕事をした分の料金をどうするかという問題があります(通常の時間制の給料体系と違うのです)。何人かは、自分達もこういうことになる可能性があるので、休んでいる人に全額支払って下さい、と言ってくれたんです。とても嬉しかったです。
小さな会社ですから、皆で協力することで成り立っています。人間なら困っている人を助けることはあたり前ですし、私達は困っている人を助ける仕事なのです。自分で出来たり、自分の力で生きる事ができる人は私達の援助はいりません。困っていいる時に現れるヒーローです(笑)。
20年くらい前に、あるお宅に初回訪問した時にそこのお嫁さんがら「天使が来た。」と言われた事があります。まあ助けが来たと言う事です。そうとう難儀なばあちゃんでした。しかし、私の事は気に入ってくれたと思います。介護用のベットを入れるにあたり、国の政策で85歳以上の人には支給される。レンタル業者さんには、市役所の方から来ましたと言ってもらい、床に敷いてある万年床を4人がかりで組み立てた電動ベットにご本人さんを上げました。布団の下から出て来た100万円の帯がついた札束2つくらいありました。みつけた人はびっくりしてそれを他のひとに渡し、またその人は隣の人に困ったと渡していました。爆笑の風景でした(笑)。札束がグルグル回っていたのです。東京から嫁いで来た嫁さんには介護は無理でしたね。ヘルパーさんに入ってもらいました。しかし、思い出したのですが、そのヘルパーさん嫌いと言っていました。ネコナデ声でいろいろ言うと・・・優しく言っていたのでしょうが、人の気性もいろいろです。人生長く生きた人の根性は波ではありません。