脳性麻痺で大病を繰り返して、今は人工呼吸器と経鼻経管チューブをつけて一人暮らしをしているてっちゃんです。まれにお仕事の依頼でてっちゃんに会いに行きます。そこの訪問介護の管理者さんとは仲良しです。いろいろ話をします。なんと近いうちに介護保険の実地指導があるそうです。介護保険をはじめて1年にもなってないのに・・・という話しから、少し心配です。(65歳までは障がいの介護でした)
彼女いわく「うちは潰れたら潰れてもいい、てっちゃんが幸せだったらいい・・・」と言い切りました。凄い!こういう話をする人は初めてです。ここの会社の社長はてっちゃんです。自分の為につくったというか、てっちゃんを支えようとした人が集まってできた介護の会社です。人を支える仕事の凄さをみます。
介護の事も勉強している友人のライターからたまたま電話があり、上記の事を話すと、「脳性麻痺の人は魅力的だから・・。」と一言、ああ、納得です。特に男性からは美しさ、清らかさを感じる事が多いです。なんなのこれ?という瞬間があります。この魅力があるので支えていこうという原点があります。人間は美しさの元に動ける。言葉にできることはエネルギーです。
管理者の彼女「うち潰れたら、かんのんさんとこに行くわ~」と言ってました。まるで今はやりのM&Aではないか(大笑)。なんだか面倒見てくれそうに思ったのか?しかし、今までの体験から考えて、その言葉は嬉しい反面複雑な気持ちです。