9月26日夜無事に帰阪しました。帰りは臼杵というところで高校の恩師91歳に会って来ました。先生は家の庭先にシルバーカーに座っておられ、手を振ってもしばらく誰な?と聞くばかりでした・・・ああ、のりさんねえ~と喜んでくれました。この先生がいたお蔭で、看護学校に入学できました。私は高校3年生の11月に進路を決めたのです。何を思ったか看護師になろうと・・・准看の学校行こうとしていたら先生が正看護師の学校を推薦してくれました。

父が亡くなった時も葬儀に田舎に来てくれて、田舎の葬式「野辺送り」の時の感動を今日も話してくれました。地域みんなで葬式をしてくれました。昔の葬式は、まるでお祭りの様な葬式でしたね。ドン~ギャラン・・と音を出して、色紙吹雪を飛ばし、骨をいれたお神輿を皆でさらしで引いていっていました。そのくらしか覚えていませんがね。父は55歳で亡くなり恩師も父と同じで昭和3年生まれです。

身体の方は幾分弱っていますが、頭は凄いです。私の兄弟の事も聞いてくれます。卒業生が良くしてくれる・・・とのこと。先生が良かったからですよね。再会を涙を出して喜んでいただけます。ありがたいです。恩をかいたらいけないと肝に命じています。犬でも一度助けてもらったことは忘れないと聞いたことがあります。自分も一生そうありたいです。