「死について」という講座があり参加しました。この仕事は死ということと切り離しては考えられないし、自分の在宅のケアをすると決めた事は、在宅での看取りをしたというところが出発です。死をどう考えるか永遠のテーマでもあります。

いだきしん先生は死とはどういう状態をいうかと問われました。医療職であるので直ぐ死の3徴候や脳死と浮かびますが、先生は死は終わりりでないと断言されました。過去に死んだ人も人間の中にいると言います。出会ったはじめから言っていたと思いますが、今ほど強く実感したことはありません。特にバイクに乗っている時、常に右に誰かと一緒に走っているのです。利用者さんの50代男性が亡くなった直後から感じ始めています。今もあれ右にバイク?と思う瞬間があります。共に移動し仕事しているようなのです。応援団のようで、自分は嬉しささえ感じます。

死んでも終わらないと言われ、自分は生きている間に何をするか、「ゼロ」状態で死にたいですね。人にとりつくようにして死んでいたくないです。魂磨きます。いだきしん先生を偶然お見送りでき、外車に乗りチョーカッコいい、こんな方見たことがありません。日頃の生き方が姿に出ていることは分かります。背筋伸ばし、真っ当に生きていきます。

ちなみに、「人は死なない」という本を出している東大病院の集中治療室医師 矢作直樹先生の本があります。ベストセラーですよ。