水曜日に、かんのんの社内研修は接遇についてでした。誰がする?なのですが、今回はみなで映像を見ましょうと、介護職における接遇を見ました。高齢者の人への声かけや、呼称について、レジメの中にクッション言葉を使いましょうという聞いたことのない言語、検索してみましたら、「恐れ入りますがとか、お手数かけます。ご足労かけます、ありがとうございますというのも入るようです。という相手さんに手間をかけたりする時に添える言葉とありました。成程です。こういう言葉をちょっと聞くだけでも関係性がよくなります。

昨夜はいだきしんコンサートで三鷹に来ました。帰宅ラッシュのバスに乗った時、運転手さんがもう一歩中へ詰めて下さいと言うとみなさんぎゅうぎゅう詰めの中、動いていました(私は座席に座らせていただいていました、ラッキー)そうすると運転手さんが、感謝いたします。とアナウンスしたのです。ありがとうございますという言葉はよく聞きますが、感謝いたしますが新鮮でし、ああ、これもしかしたらクッション言葉・・・と感動しました。バスの中の空気は変わります。

コンサートメッセージも合わせたように、感性という内容でした。こんなにも美しい音があるのかと癒されます。無機質な病院での闘病を終えたばかりのいだきしん先生、病が治るような看護にしていかなければいけないと痛切に考えました。若い頃の自分もそうであったように、自分の為の看護、そこにはきっと患者さんという人間は存在しなかったのではないかと今に思います。人をケアすること、今、一度原点に返ります。人に寄り添うことです。これは看護、介護、保育全部にいえます。人にどれだけ寄り添えるかです。

たまたま、事務所に来た知り合いのケアマネさんが、雑談の中に村(ケアビレッジかんのん)の雰囲気良くなったね!何人かが食堂に降りて来ているやん・・・と。これぞ目指して来ていることです。一人で部屋にいてもつまらない、顔の見える所がいい・・・、今後は何かしてもらいましょう。ダメ元です。全員生きている存在です。